識る八浄寺のみどころ
八浄寺のはじまり
ー應永年間(一三九四~)開基心了法師の阿弥陀如来造立に始まり、弥陀の極楽浄土信仰とLて盛えるも、時代の推移とともに寺運も衰微し、延宝年間(一六七三~)に痴商上人が円融山浄満寺を中興され、後に八幡神社別当寺の平松山八幡寺と合併して、蓮台山八浄寺と改称されました。
六百余年の寺歴を重ねる堂宇の発願し、名匠宮大工大室勝四郎によって伝統の木造建築の本堂が五年の歳月をかけ平成元年九月に落慶致しました。
開運大黒天
秘仏開運大黒天は不動明王の霊示により現形された類を見ない尊像で、お前立ちの甲子大黒天(ニメートル) は大仏師松久宗琳師の作で、昭和五十九年(甲子年)の十_月二十六日(甲子日)の午前零時(子刻)という千余年に一度しか巡り合わせない甲子還合という大吉祥の瞬間に、百僧供蓑の大法要をもって開眼入魂されました。
特別開扉は年三回されます。
大黒天の開運パワーをぜひ体験してみてください。
瑜祇七福宝塔
平成十一年十一月十一日 午前十一時十一分十一秒二千年の時空を超えて、かつて南インドにあったと伝わる真言密教の源流の「南天鉄塔」が国生みの聖地・淡路島で燦然とよみがえり、新たな時代への扉が大きく開かれました。祈りと法縁が結実したこの神秘なる塔は、深い癒しと大いなる繁栄をもたらす「瑜祇七福宝塔」と命名され、平成十一年(卯年)十一月十一日(卯日)というすべての始まりを示す数字の"一"と太陽周期を表す神秘の"十一"そして太陽を象徴とする十二支の"卯"が重なる希有巡り合わせによって落慶したのです。
真言密教の最高峰『金剛峯楼閣一切喩伽喩祇経』(瑜祇経)を形にした瑜祇塔は、真言密教の最奥にして最高の宝塔とされます。
そこに、弘法大師の真言密教の教えを五感で体感できる伝統の技術と最先端のハイテクを融合したことで、誰もが法身大日如来から発する大宇宙のパワーを頂ける異次元の空間が出現しました。
宝塔の屋根で採光された純粋な太陽光が光の柱となって党内を地下まで貫き。巨大な水晶玉が四方八方に放射された霊光に包まれながら瞑想する人々を宇宙の根源へ誘います。
地下を満たす霊光と霊気は内陣前にも導かれていますので、尊前で手に受けて直接体内に取り込むことが出来ます。
お砂踏み霊場